ファイナンスリース取引は、資金面でプラスの効果を得ることができます。

大量の一万円札

ファイナンスリース取引は、借り手となる企業にとってさまざまなプラスの効果があると言われております。
その中から今回は、“資金調達”としての効果に焦点をあてて解説していきましょう。

 

ファイナンスリース取引がもたらす借り手への効果

ファイナンスリース取引が借り手にもたらす効果には次のものがあると言われています。

 

  1. ①資金の効率的運用
  2. ②費用の平準化
  3. ③事務負担の軽減

 

このほかにも、非上場の中小企業ではファイナンスリース取引を貸借対照表に記載しないで済むため、会計処理の手間もかからず、決算書類もスマートになるオフバランス効果があります。

 

資金の効率的運用

円マークの付いた袋のイラストを片手で持つスーツの男性

もし仮に、対象物件を資産として購入する場合、銀行から融資を仰ぐなどによって一時的に資金を調達しなくてはなりません。
ファイナンスリース取引においても、契約した対象物件について最後までリース料を支払い続けなければならないため、融資を受けて返済していくことと同じようにも見えますが、大きく異なるのは、金融機関からの借入枠になります。

 

例えば、銀行から融資を受けると、その分、その銀行からの借入枠は減りますが、ファイナンスリース取引では、金融機関からの借り入れではないので借入枠を維持することができ、新たな借り入れができます。
このため、他の事業の資金や必要な設備等の原資として、新たに資金を借り入れて使うことができるというメリットがあります。

 

費用の平準化

ファイナンスリース取引は、リース期間中にわたる費用を定額に設定することが可能で、これにより費用を平準化させることができ、損益計画と資金計画が立てやすくなります。

 

事業を継続していくうえではさまざまな経費が発生しますが、リース料が定額ですと、出費がいつ発生するのかが明確なので、他の目的で経費を使用することが検討しやすくなるという効果があります。

 

事務負担の軽減

通常のファイナンスリース取引では対象物件の所有権はリース会社にあり、リース会社が資金調達を行い、減価償却資産として税金の申告と納付を行い、さらに保険を掛けるといった事務作業を一手に担ってくれます。
これにより借り手側の事務負担の軽減が図れ、人件費などの節約を実現できることになります。

 

ファイナンスリース取引の資金調達効果とは

接近して撮影した電卓の写真
ファイナンスリース取引によって、借り手側はさらに次のような資金面でのプラスの効果を手にすることができます。

 

  • 金融機関の借入枠の余裕が生まれて資金の効率的な運用が実現できる
  • 費用の平準化の効果によって、必要となる費用のために資金を使うことが可能になる
  • 事務負担の軽減の効果によって、人件費負担を軽減することができ、資金の節約が図れる

 

皆さまもファイナンスリース取引を上手に活用して、資金の有効活用や効率的な事業経営を実現してください。